ソワカちゃん本編などのリストはこちら
書き手:『ソワカちゃん疏鈔』管理人・SaltyDog
■『ソワカちゃん』とは......?
『護法少女ソワカちゃん』は、kihirohito氏という一人の作者によって制作されている一連の動画シリーズです。(以下、作品は『ソワカちゃん』、主人公はソワカちゃんとして記述)
DVD『乗の巻』には比較的初期の作品が収録されてます。収録順がメチャクチャ! 第一話が見あたらない? いえいえ、これも作品の発表順なのでお気になさらず。当初は仏教をモチーフにした「架空のアニメ」という設定で、魔法少女アニメのパロディ動画として発表されてました。しかし物語のスケールやムーブメントは、もはや「架空のアニメ」と呼べない規模にまで発展しています。
優れた音楽性、いちいち面白い小ネタ、強烈な印象を残すキャラたち、あっと驚く伏線回収、衒学的な引用・オマージュ・パスティーシュの多用......。絵柄や宗教関連の題材のせいで好みは分かれるようですが、何重もの多層的な魅力があるシリーズなのです。
■『ソワカちゃん』と「初音ミク」
『ソワカちゃん』は音声合成ソフト「初音ミク」(※1)を使用した楽曲を中心に製作された動画です。また、主人公・ソワカちゃんの図像は(似てるかどうかはさておき)「初音ミク」のパッケージを参照して描かれています。(※2)そのため、ソワカちゃんは「初音ミク」の亜流キャラの一つとして数えられること
もありますが、いろいろな意味で他の亜流キャラとは一線を画す存在であることも確かです。「初音ミク」について全くご存じない方でも十分に楽しめる作品ですので、その点はなるべく気にせずご鑑賞いただけたらと思います。
■『ソワカちゃん』ムーブメント
『ソワカちゃん』は一部で熱狂的なファンを獲得しており、二次創作も活発です。自嘲気味に「信者」と呼び合う彼らの存在も、この作品を説明する際に欠かせません。これまでにもいくつかのイベントがファンの手で開催されてきました。2008年8月には上映イベント『第一回電奇梵唄会』。同年10月にはニコニコ動画での「ソワカ杯」。そして2009年6月にはトークイベント『第二回電奇梵唄会』。カラオケ化のための投票オフ会やコミケなどでの同人誌販売、コスプレ参加でもファン交流が行われているようです。
■さらに詳しく知りたい方へ
『ソワカちゃん』には難解な仏教や哲学の用語、多種多様な作品からの引用が登場します。それらについて詳しく知りたいという方は、手前味噌ながらまとめwiki『ソワカちゃん疏鈔』をご覧ください。DVDに収録されていない他のkihirohito氏の作品もあわせてご覧いただけたなら、より一層『ソワカちゃん』を楽しんでいただけることと思います。
『護法少女ソワカちゃん』ワールドへ、ようこそ!
ソワカちゃん疏鈔
■注
※1:初音ミク/クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(2007.08.31発売)
http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv01.jsp
※2:ソワカちゃんができるまで/kihirohito (2007.12.24発表)
http://piapro.jp/a/content/?id=wqahjm3rrs9mdsip